蓮舫議員の二重国籍問題はそんなに重要なことなのか？

民進党の蓮舫議員の二重国籍問題が大きくクローズアップされています。蓮舫議員の父親が今から30年ほど前の1985年に帰化の手続きをしたといっていますが、この当時彼女はまだ10代後半の年齢、台湾国籍法では20歳にならないと台湾籍を喪失できないとされています。

このため改めて20歳になった時点で台湾籍の喪失の手続きをして国籍離脱証明書を発行して貰わなければなりませんが、その証明書についても所有が不明であり台湾籍を抜けたという証明が出来ずに二重国籍疑惑の疑いが持たれているのです。

彼女は元々タレントであり台湾籍であったことや日本に帰化したことも公表していましたから手違いでそういう形になったのかと推測されますが、しかしながら彼女の今の立場は国会議員です。

これまで日本の国会議員は勿論、全国の地方議員において二重国籍である議員はおりません。それもそのはずで日本の選挙に立候補する被選挙権者は日本人でなければならないとされています。元外国人もいますが、すべて帰化申請をした上で立候補をしています。

もし台湾籍が残っていたのであれば10年以上国政議員として活動していたことになり、選挙公報において台湾から帰化というものが虚偽とされ経歴詐称となる可能性があります。経歴と言えば学歴詐称などが話題になりましたが、詐称であると分かれば公職選挙法違反に抵触し、党代表どころか国会議員の辞職もあり得る事態となるのです。

一般人ならともかく国会議員なのですからまず蓮舫議員はこれらの事実関係を明らかにするべきであると考えます。