郵便局が、1月2日の年賀はがき配送を止めると発表しました。
今までどおり元旦並びに1月3日には配送するようです。
そもそも正月三賀日は、昔に比べたら空いているお店も増え、働いている人の割合も増えましたが、昼からお酒を飲んで家族団らんという家庭が多いはずです。
年賀はがきは、職員は少なく、学生アルバイトで賄っています。
近年、少子高齢化の影響もあり、年賀はがきの発売数は減る一方ですから、赤字事業である郵便事業は、何らかの対策が必要だったはずです。
そう考えると、非常に妥当な決断だったように思います。
いずれは、1月3日も配達中止になるのではないでしょうか。

IT時代になると、若者は、メールも使わず、ラインになっています。
これも時代だから、仕方がないように思います。

かつては、携帯電話会社が、大晦日や元旦の日が変わる時間帯に電話やメールを控えるように依頼していましたが、最近は、そのような事もなくなりました。
同様に、紅白歌合戦の視聴率も下がっており、元日という日本文化も変わりつつあるように思います。

お金持ちの人々は、元旦を海外で過ごすのが普通の時代です。
正直、今までよく配達していたなあと思います。
郵便事業は、ユニバーサルサービスであり、全国一律料金です。

コスト削減意識と利便性を両天秤に掛けたこの判断は、むしろ遅すぎるぐらいに感じ、1月3日の配送も議論になってくることでしょう。

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